子どもの習い事、どうやって選ぶ?
子どもの運動神経や学力を向上させるために、いつごろ、どんな習い事をさせればよいのか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
選択肢を広げて、子どもの興味を見つけよう
幼いころは、ひとつのことに特化せずに、いろいろなことにチャレンジすると、子どもの興味がどこにあるのかわかります。
まずは体験してみて、子どもが興味をもったものを続けるとよいでしょう。
保護者にできるのは選択肢を広げることです。
どれも楽しそうなのであれば、幼いうちはスポーツ系の習い事がオススメです。
ダンスに限らず、幼いころから運動することは、体力や集中力の向上にもつながります。
また、12歳までにさまざまな運動を経験することで、運動能力が向上します。
2種類のスポーツで、運動スキルを身に付ける
スポーツの能力には、クローズドスキルとオープンスキルがあります。
スポーツ系の習い事を選ぶときには、クローズドスキルとオープンスキルそれぞれにつながるものを選ぶとよいでしょう。
クローズドスキルとは、ダンスのほか、水泳、体操、空手などの種目で求められるスキルです。これらのスポーツは、思い通りに身体を動かす能力、動きながら次の動きを考える能力が求められます。
一方、オープンスキルとは、球技や剣道、柔道など相手によって動きを変える種目で求められるスキルです。周りをみる周辺視野能力、瞬時に判断する能力、方向転換する際のバランス感覚であるアジリティ能力が求められます。
幼少期に、この両方に親しむことで、将来的にほかのさまざまなスポーツに活かすことができます。
「できた!」が自信になって、能力アップにつながる
興味があることには、自ら取り組むので、どんどん上達し、自信につながります。
習い事を通して「できた!」を実感できると、楽しみながら能力を身に付けることができるでしょう。
子どもの興味を見極めながら、異なるスキルを身に付けられる習い事を見つけられるといいですね。